azukiのテレビ制作の1日
生放送の情報番組「ちちんぷいぷい」では毎日だいたいこんな感じです
朝の会議
朝に番組スタッフみんなで集まり、今日どんな話題を
放送するのか決めていきます。
どんな構成にする?ロケに出る?他とは違う切り口は?
今日僕たちのチームは「大阪に宇宙人現れる」を
担当することになりました。

リサーチ
宇宙人に詳しい先生を探したり、街の人の声を聞いたり
本番に向けてのリサーチを開始します。
その日の放送なので実質2~3時間。リサーチャーや
若手の放送作家やADが担当します。azukiが得意なのは
スタジオなので、ロケは他の会社の人にお任せします。

原稿執筆
リサーチと並行してディレクターや作家が、スタジオの大きなモニターに出る用の原稿を手書きで作成します。
構成はもちろん、わかりやすさ、面白さ、レイアウトやデザイン、演出、カメラワークなども含めて考えます。
テレビスタッフとしての総合力が必要となります。

美術発注
ディレクターが書いた手書きの原稿を美術さんに渡します。その原稿を美術さんはパソコンで仕上げます。
主にADさんの作業になりますが、どんな画像を入れるのか、取材先の情報は間違っていないかなどのチェックもするなど、バタバタした中で確実性が求められます。

打ち合わせ
原稿を執筆したディレクターがMCのアナウンサーや
ゲストの先生、他のスタッフと打ち合わせします。
台本はないので、MCとは話の振り方や広げ方などの
演出プランを事前に伝えておきます。本番まで30分を切っていますが、新しく出た疑問を調べたりもします。

本番
朝の会議から6時間後、作業開始から5時間後に本番。
ディレクターはスタジオフロアに立ち演出をします。
生放送なので時間がなくなったりハプニングも。どこを
カットするか、さらに生で出来る演出はないかなどを考え、出演者にプロンプで指示を出したりします。
